明けましておめでとうございます!
ペーパークラフト講師のやごかおりです。
このホームページをご覧になっている方はシルエットカメオやペーパークラフトに興味を持たれている方がほとんどかと思いますが、今日はカードメイキングに活躍する、パーフェクトパールというクラフトアイテムをご紹介します!
パーフェクトパールとは?
パーフェクトパールは雲母(ケイ酸塩鉱物)を粉末状にしたもので、カードを作る際に輝きを足すことができる優れたアイテムです。粉末状のまま使うことも可能ですし、水に溶いて使うこともできるのが特徴の一つです。
ちなみに英語の雲母(Mica)はラテン語でMicare(輝くの意)を由来としています。
まさに輝きを足してくれるアイテムなので、キラキラしたカードを作りたい!という方には、ぜひ一度使って頂きたい製品です。
私自身はこれまで水に溶いて使うことが多かったのですが、今回はパウダーの状態で使用してみたので、その使用方法についてお伝えしますね♪
パーフェクトパールの使い方
バーサマークでスタンプを押す
バーサマークは透明ですが、少し粘り気があるインクです。
ダブルトーンテクニック、ヒートエンボスやレジストテクニックにも使用することができちゃうという、無色透明なのに色んな用途に使える素晴らしい製品です♪
今回はヒーローアーツの雪の結晶のバックグラウンドスタンプに、このバーサマークを使ってスタンプをしました。
筆でパーフェクトパールをのせる
筆はこれじゃないと!っていうものは特にないのですが、カード全面にパーフェクトパールをのせる場合、筆があまり細いとパウダーをのせる作業がちょっと手間になるかと思います。
筆先にちょんちょんとパウダーを含ませ、スタンプした箇所にのせていき、余分に粉がついた箇所は筆ではらいます。
やってみる前は、「筆ではらうとスタンプした箇所の粉まで取れてしまうんじゃないかな?」と思っていたのですが、予想と裏腹に、ほとんど粉は落ちず、綺麗にカードに定着したままでした。これは嬉しい誤算!
フィキサチーフでパウダーを固定する
とはいえ、後からパウダーが落ちたら悲しいので、最後にフィキサチーフという定着剤でカード全体にプシューとスプレーをします。
海外のクラフターさんの動画を見ると、フィキサチーフがない場合、ボトルに水を入れてスプレーする方法でもいいよ!と仰っていることが有りますが、私は毎回フィキサチーフを使用しています。せっかく作った綺麗な背景、パウダーが確実に落ちないようにしたいですよね〜!
これでキラキラとした背景の出来上がりです!
ヒートエンボスしたものとの比較
パーフェクトパールを使用した背景を作った際、ヒートエンボスで作った背景とは何が違うのかな?と思い、同じ雪の結晶のスタンプを使って、背景の紙を作ってみました。
一番左がパーフェクトパール、真ん中がヒーローアーツ(色:プラチナ)でヒートエンボスしたもの、一番右がレンジャー(色:ホワイト)でヒートエンボスしたものです。
面白いのが、全て同じ紙を使っているのに、全て異なる色の紙のように見えること!
写真では伝わりづらいのですが、パーフェクトパールは粒子が細かいので、紙全体も細やかなきらめきが有ります。パールという色を使用しているので、紙自体が本来の濃さよりも少し和らいだ色に変化することも特筆したい点です。
使用アイテム
今回使用したアイテムはこちらです。
アマゾンや楽天市場で購入できるものはリンクを貼っていますが、アマゾン・楽天市場で購入できないものは購入可能なサイトに直接リンクを貼っていますので、チェックしてみてくださいね♪
※ヒーローアーツ(プラチナ:Platinum)のエンボスパウダーのみ、販売しているお店が見当たりませんでした(泣)。すみません。
▷パーフェクトパール:
パーフェクトパール(Pearl)
▷エンボスパウダー:
Ranger(white)
▷スタンプ:【ヒーローアーツ/Hero Arts】クリングスタンプ – Hand Drawn Snowflakes
▷紙:スタンピンアップ ナイトオブネイビー(現在は国内で販売していません)
▷インク:
▷フィキサチーフ:
フィキサチーフは今回使用したものとは異なる製品ですが、こちらでも代用可能です♪